

テレビ局に住みついた妖怪が巻き起こす騒動を描いた、コメディタッチの怪奇マンガです。根沖トロ子は、ドジでノロマなテレビタレントです。番組に出るたびに騒ぎを起こし、番組をメチャメチャにする疫病神(やくびょうがみ)なのです。ところが東西テレビでは、なぜかそんなトロ子の機嫌をとってまで彼女を使おうとするのです。三流雑誌の記者・間久部緑郎、通称・ロックは、その秘密を探るうち、東西テレビの13号スタジオに住みついた妖怪・ブッキラを見つけ、ブッキラにひどいいたずらをされてしまいます。実は13号スタジオでは、3年前から怪現象が起こって被害者が続出していたのです。ところがトロ子が出演するときだけは何も起こらないのです。それは、トロ子がブッキラの恋人だったからでした。